キッチンや浴室、トイレなどのリフォームをお考えの方で、様々なリフォーム業者の中から、どういった基準で業者を選んだらよいかお困りの方もいらっしゃるかもしれません。
初めて水まわりのリフォームを行う場合は、分からないことが多いものですが、適切なポイントを踏まえておくことで、問題なくリフォームを行えるはずです。
この記事では、安心してリフォームを頼める1社を選ぶ際のポイントについて説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
希望のリフォームの工事実績があるか
リフォームの業者選びでは、まず業者の工事実績が重要です。希望するリフォームについて豊富な実績を持っている業者であれば多くのノウハウを持っており、実際の工事では下請け業者を使う場合でも、その工事が得意な下請けを使うでしょう。
豊富な経験があれば、リフォームに関するプランの提案も臨機応変で、注文主の要望にも柔軟に対応してもらえることが期待できます。
そのため、ご自分がどのようなリフォームを希望しているのか、明確にしておくようにしましょう。
見積もりを2社以上からとって比較する
見積もりをとる場合は必ず2社以上からとるようにしましょう。見積りを1社だけからしかとっていないと妥当な内容なのかが分かりません。
安い見積もりを提示されると、そちらの方が魅力的に思えてしまいがちですが、安いだけで業者を決めてしまうことは止めましょう。
なぜ安くできるのか説明を求め、その理由をはっきり説明できない業者は、安易に信用することは避けたいものです。
見積もりの内容を明確に説明してくれるか
見積書を提示されたら、内容をよく確認しましょう。何にどれだけの費用がかかっているのかはっきりさせましょう。
特に“一式”と書かれている場合は、それが何を含んでいるのか、何を意味しているのかを確認します。
見積書の内容に不明な点がある場合は、遠慮なく業者に説明を求めるようにしましょう。それに対して曖昧な回答しか返ってこない業者は避けたいものです。
保証やアフターサービスは充分か
業者選びでは、保証やアフターサービスがしっかりしているかどうかという点も重要です。保証内容やアフターサービスについても確認しておきましょう。
リフォームでは、工事の最中に誤って隣家に損傷を与えたり、工事完了後に欠陥が見つかったりすることがまれにあります。
こうした場合に、保証やアフターサービスが充実している業者なら、リフォーム依頼主に負担が及ばないように対応してもらえるはずです。
まとめ
リフォームは十年単位で末永く使っていく場所を直すのですから、安いというだけで業者を決めてしまうのは禁物です。
リフォームを依頼する側は多くの場合、工事に関して知識があるわけではありませんので、工事の範囲や内容について、納得できるまで丁寧に説明してくれる業者を選択候補としましょう。
業者選びでは安さだけに目を奪われることなく、工事実績や保証内容も考慮したうえで、安心できる業者に依頼するようにしたいものです。